細胞学会や研修会などで顕微鏡画像を提示する場合、これまでスライドや写真を使って行われてきた。顕微鏡から得られる標本の情報は詳細で多岐にわたっているが、スライドや写真ではその標本の限られた情報しか伝えられないことになる。しかも、撮られた画像はその人の判断によるもので、標本を正しく反映しているとは限らない。 近年パソコンでプレゼンを作成して、学会や研修会など液晶プロジェクターで発表する機会が増えてきているが、これらの手段を利用すると動画もプレゼンできる。今回、顕微鏡観察を再現した動画AMI:Animated Microscope Imageを作成する技術(Microscope Imaging Technology:MIT)を開発したので提示する。 |