Case20
細胞診断:Mild dysplasia (組織診断:Mild dysplasia) アンケート結果:Benign 6票 Mild dysplasia 8票
case18と同じ組織である。核の肥大が著明で、クロマチンの増量、核不整など境界病変を示唆する所見である。萎縮スメアの場合、核の膨化変性や細胞質が繊細に見えたり裸核状に見えたりする。一見すると、組織像に反映していないようにみえるが、組織診断を含めて判定が難しい症例である。