Case02 細胞診断:Benign (組織診断:Chronic cervicitis) アンケート結果:Benign 13票 Mild dysplasia 11票
扁平上皮化生細胞を多く認めるが、核の不整やロマチンの増量がなく陰性とした。また、上段中央付近に2個のHalo様変化を伴う細胞
がわずかに出現しているが、核の肥大、核不整、クロマチン増量など異形成とするにはどちらの細胞もやや所見不足で良性とした。IIrepeatする考え方もある。Mild dysplasiaが11票と多かったのは、標本全体のイメージが分からず強調されてみえたせいかもしれない。バーチャルスライドの必要性を感じた。組織像はCase01と同じものである。