組織診断 |
成人T細胞性リンパ腫 |
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所見 |
全体的には小型のリンパ球系細胞が主体であるが、少数ながら組織球も散見される。この様な症例では、通常の×10〜×40では偽陰性をきたし易いので、必ず×100(油浸)を用いて、リンパ球系細胞に核形不整および目立つ核小体が見られるかどうか、またその出現頻度についての観察が必要である。 今回、症例TとUを比較供覧し、「リンパ球系病変の細胞診におけるパパニコロウ染色での注目点」について述べたが、リンパ球系細胞の病変ではメイ・ギムザ染色と併用して判断することが基本であり、診断精度を高めることを付記する。(次回ではギムザのMIAも作成してみたい) |
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画像 |
解説用AMI | 強拡大AMIの細胞には解説が付いています。マウスカーソルをあわせて探してください。 あなたが診断した細胞(所見)と同じでしたか? |